長年悩んだナイフ選び!ブッシュクラフトに最適なナイフをついに購入しました!!その選び方とは!?

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どうも『はた☆キャンプ』リーダー:TAISHIです。

キャンプにおいて、ナイフってみなさんどうされているでしょうか?
もちろん、いらないと言う人もおられるでしょう。
小型の包丁で十分だ!という人もいるのではないでしょうか?

私も以前ナイフの種類なんかはあまりこだわりがなく、
特に「コレじゃないといかん!」と言ったものはありませんでした。
ナイフの種類を判別するとしても

折りたたみ小型ナイフ
サバイバルナイフ

位の判断しかなく、私自身はその2種類を料理用・薪割り用と分けて使うくらい。
値段だって、1本\2,000もいかないくらいの安物を愛用していた位でした。
そこからいろいろとキャンプスタイルに出会ったことでキャンプのことを深く知ったことで、
この度ナイフを新調!

おおよそ半年位悩んでようやく決めました!

どんなナイフにしたのか?
どうしてそのナイフにしたのか?
そこから学んだ、ナイフ選びの判断基準とはなにか?

もし同じようにナイフ選びに悩んでいる方がおられましたら、少しでもヒントになるかと思いますので、もしよかったら最期までご覧ください。

ナイフの種類

一口にナイフと言っても様々な種類がありますが、ことキャンプ業界でその名を馳せている物と言えば

シースナイフ

でしょう。
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別名「固定刃」とも言われ、シースと言われているのは刃を治める”鞘(シース)”があるという部分からその名前がつけられており、文字通り刃を鞘(シース)におさめて携帯しやい機構を持ったナイフのことをさします。

鞘意外にも、ナイフの刃(ブレード)の部分と持ち手(ハンドル)部分が一体の鋼でできている物も多く、頑丈で取り回しがしやすい構造になっているのが特徴です。

つまり
・サバイバルナイフ
・モーラナイフ
・ハンターナイフ

など、数あるナイフはすべてシースナイフに分類されるというわけです。

ただここでいろんなナイフの名前がすでに出てきてしまいましたが、それらの細かい分類はどうやって分けているのかをご紹介いたします。

・構造による分類

ナイフの構造によって、ナイフを分類することがあります。
例えば折りたたみナイフ。

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これは”フォールディングナイフ”とも言われ、ナイフの刃をハンドル部分に収納し、小型で持ち運びがしやすくなります。

ただし折りたたんでいる構造上、支点となる部分が一点しかないので無理に力をいれると、
刃と握り手の部分がポッキリ逝ってしまうこともあります。
破損する可能性もあるので注意が必要です。
他にも”ツールナイフ”など、構造上においての呼称が存在します。

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・用途によっての分類

使用用途によって分かれる名称のナイフも存在します。
一番わかりやすい例として

”キッチンナイフ”

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があります。
キッチンナイフはその名の通りキッチンで使うナイフのことですよね。
日本では包丁が一番馴染み深いのではないでしょうか。

他にも”テーブルナイフ”

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テーブル用の食事に使うナイフになります。
こう見たら一般的によく見ているナイフって、シースナイフの一種であることがわかりますよね。

キャンプ道具って小難しい横文字を使うこともありますが、意味がわかればそこまで難しい内容ではありません。

では”サバイバルナイフ”はどうでしょうか?

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そう、サバイバル生活ができるように、刃が厚く、強度と切れ味のバランスに優れたナイフになります。
軍事用のイメージが強いナイフですが、一応分類として

”コンバットナイフ”

も存在します。
かなり類似している形状をしている両者ですが、それぞれ
対自然用
対人体用
と用途が分かれているため、こちらで紹介しておきます。

個人的にはサバイバルナイフの方が小型な物、コンバットナイフは大型の物という認識をしておりますが、合っているのかはわかりません…

とは言え、サバイバルナイフにしても何にしても、キャンプにおいてはどんなナイフを持ってきてもいいと思っております。
「この用途でしか使用しないから〇〇だ!」
とは言わず、いろいろ試してみるのが一番です。

ちなみに今回私がナイフ選びで考えていた用途としては
”キャンプシーンのどんな用途においても、いろんな用途で使用できるナイフが一本ほしい!”
と思っておりました。

実際…なかなか見つからない!!!

キャンプシーンでは主に
・料理の用途
・薪割りの用途
・その他木材加工や何かを切る用途
くらいしかなく、そうなってくると
”料理も木材の加工もできるナイフ”

という結論に行き着くわけですが…実はそこにも細部にわたって悩みどころがたくさんあるんです!

キャンプ用ナイフ最大の難点

上記に、
「こんなナイフがほしい」
という、だいたいの目標を述べたと思いますが、
実はここからが一番悩ましいところ!

というのもさらに細かい部分に目を向けると、なにやら困ったことが多数出てきてしまうのです!

それはなんといっても
”刃の形”!

そう、刃の形が何よりもやっかいなのです!
どういうことかを一つひとつ丁寧に解説していきますね!

・使用用途

先程も言った通り、木材加工でも使用できるナイフがほしいとのことでしたが、じゃあ頑丈で太いナイフがいいのか?と言ったらそんなわけありません!
また、私が言っているのは主に”ブッシュクラフト”と呼ばれるキャンプスタイルになってくるのですが、「ブッシュクラフト ナイフ」で検索したナイフの中で、モーラナイフなども非常によく上がってきます。

しかし…コレでもありません…
もちろん、モーラナイフも非常に良いナイフです。
しかし、もう一点の料理もできるという部分においてコレで本当にいいのかが疑問。

さらには木材加工においても本当にこの形状でいいのかさえも疑問が走るのです。

どうしてか?

先述したように太くて厚みがあるナイフであれば、木材を切る分には最適かもしれません。
しかし細かい作業がやりにくいし、料理に不向きです。
モーラナイフのように刃渡りが小さめのナイフだと加工や料理をするのにも十分でしょう。
しかし薪割りなどをする際にはなかなか刃の長さと形状があっていないと感じたのです。

それに、のこぎりや斧も併用するキャンプスタイルのため、大型のナイフは必要としないスタイルとなっております。

なので、刃の形状には本当に神経を使って選ぶ必要があるのです。
正直なところ、私のキャンプスタイルとしては斧すらも持っていくのが嫌であり、あまり重たいものは極力避けてキャンプをしたいと考えています。

そのため、多用途で使える本気の一本が必要というわけです。

・材質

今まで使用していたナイフはステンレスの安物サバイバルナイフでした。
刃渡りは14.5cm。
そのため錆に強く、フルタングのため大きな力でバトニングしても耐えることのできる構造でした。

しかしながら、この
”ステンレス製”
というのがネックでした。

錆には強い性能ではあるのですが鋼材としては柔らかく、特に木材の節の部分は密度が高く、力を入れすぎると刃の部分が変形してしまうことがあります。
もちろん、
ステンレス=柔らかい
というわけではありません。

含まれているクロムの量などによって、硬度が高い物もできており、昨今では強い硬度を持つものも少なくありません。
私が購入したナイフは残念ながら大量生産する柔らかく、含まれている金属量も密度が低い物だったのです。

主に材質の種類としては4つあるようで、
炭素鋼
ステンレス鋼
粉末治金鋼
複合鋼
などがあるみたいです。

炭素鋼
鉄の中に炭素を少量含んでおり、その炭素量によって硬度も変化します。
硬度はステンレス鋼より全体的に硬く、鋭い刃によって切れ味は抜群。
しかしながら錆に弱いため、しっかりメンテナンスをしていかなければなりません。

ステンレス鋼
鉄の中に炭素を少量含む他、クロムやバナジウム、モリブデンなどを入れて錆に強くしていきます。
炭素量を多くすると当然硬度も増して強いエッジ維持ができるのですが、他の材質を入れている量が多いために炭素鋼より柔らかくなることが特徴です。

粉末治金鋼
粉末状の金属を整形する型に入れ、圧縮プレスで固めた物。
硬度が非常に高いようですが、成形後の加工が難しいことが特徴です。

複合鋼
複数の材量を圧接や鍛接によって一つにした物。
代表的な例としては日本刀も上げられ、現在ダマスカス鋼もこれに含ませます。
特徴的な波紋模様があり、刃の鋭さとしなやかな材質が特徴です。

それぞれに特徴があり、色々なタイプのナイフがあるので、選ぶ際には非常に悩ましいところです。
キャンプではどれが最適かということや、ブッシュクラフトではどれが最適かなど、それぞれいい部分や悪い部分もあるので一概には言えませんが、

個人的には
炭素鋼
が比較的手に入りやすくブッシュクラフト向けの物が多いように思われます。

・ナイフの形

さて、今までは使用用途や材質で散々悩んでいるのですが、使用用途はある程度絞っています。
材質もコスト面を考えて、または自分の教訓からもある程度絞っております。

しかし、やはり悩むのがナイフの刃の形状そのもの。
長さや刃の反り具合など、あげたらキリがありません。

「形って何がそんなに重要?」

そう思っているあなた!
すごくいい質問です!
というのも、実際私もキャンプを知らないころは同じように
「どれも一緒やんけ!」
と思っていました。

でもね。実際にキャンプをやって色々知れば知るほど…
「ああ…こんなナイフあったら他のナイフいらないのに…もっと荷物少なくなるのに…」
と絶対思うようになります!

正直この刃の形状は特に重要な要素と言えるのです!

例えば先端部分。
上に反り返った物もあれば、真っ直ぐな物、滑らかに下降した物もあります。

また、持ち手の部分も刃からの鋼材がどの部分まで入っているかによっても違ってきます。
そういったナイフの形そのものにも色々な特徴があり、その形によっても用途が変わったりもするのです。

まず形の面で私が選んだのは

”フルタング”

であること
フルタングとは、ブレードからの鋼材が握りの部分全体に伸びていることで、バトニングなどをしても衝撃がハンドルに吸収して壊れるようなことはなく、安定して力が入る特徴があります。

シースナイフは一応ハンドル部分にまで鋼材があるものがほとんどなのですが、実際にはハンドルの半分までの物や、ハンドルの中心部分のみの構造もあるため、一概にシースナイフだからフルタングではないのが現状です。
こういったことから、フルタングを選考。

さあ、さらに絞っていきましょう!

・刃の形状

さあここまできたら、刃の形状をもっと詳しく解説しましょう。
ナイフの刃はたくさんの形状があり、ちょっとした”返し”のありなしなどで、その性能が段違いに分かれてくると言われています。
中でも以下の3種類が候補に上がりました。

フラットグラインド
刃の断面がVの字になっており、研ぎやすい形状をしています。五角形のように先端が二重のVの字になっていることもある。
料理には少々不向きでも、木の加工・薪割りのしやすさ、メンテナンスのしやすさがウリです。

ホローグラインド
刃の断面が内側に抉れており、切れ味が良い反面強度が下がります。
細かい木の加工には向いていますが、薪割りなどには使用し辛い構造です。

コンベックスグラインド
はまぐり刃とも言われ、刃の断面が膨らんだ形状をしており、強度が高いのが特徴です。
調理などに向いており、木の細い加工にも最適。しかし薪割りには少々不向きです。

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画像引用元:http://knife.yamahide.info/221

その他にも
スカンジグラインドという物があり、フラットグラインドのように刃が完全にVの字になっているものもある。

こんなにも形状によって向き不向きの場面もあるなんて、実際に調べてみないとわからないことだらけでした。
しかし、だからこそ悩ましい!
いろいろと悩みに悩んだ末にある形状が目に入ったため、コレに決定したのです。

・刃の先端の形状

次は刃の先端部分の形状です。
実際にこの形状によっても向き不向きな用途があります。

クリップポイント
刃の背中の部分が途中から反り上がった形。刺すことや先端の部分が細く鋭いため、素早く心臓に刃を突き刺して血抜きしたり、先端部分を利用して魚を捌くのに使用できます。主にハンティングナイフで多くみられる形状です。

ドロップポイント
刃の背中の部分が緩やかに下がっている形状をしており、動物の皮を剥ぐ際にも最適な形をしております。
また、クリップポイントよりも強度がある形状をしているため、木材に穴を開ける加工などでも使用できます。

ユーティリティポイント
刃の背中の部分のカーブがドロップポイントよりも直進になっており、さまざまな用途に使用できます。
しかしドロップポイントより刃の強度が下がるため、強い衝撃には注意が必要です。

その他はこんな感じ…

長年悩んだナイフ選び!ブッシュクラフトに最適なナイフをついに購入しました!!その選考理由とは!?イメージ画像その7

画像引用元:https://ameblo.jp/kaede-yuugiri/entry-12611940352.html

本当にさまざまな種類や形状があるので、自分に合ったナイフを探すのにもう何時間と悩みます。
「来る日も来る日も刃の形状と先端部分の形はこんなんで…けどなあ…!」
とか!

そして最後には
”コスト”
つまりはお金がどれくらい必要かも考えなきゃなりませんよね。

最終的に選んだナイフとは

私が最終的に選んだ判断としては

ブッシュクラフト用途
炭素鋼
フルタング
フラットグラインドかスカンジグラインド
ドロップポイントかユーティリティポイント
コストは¥20,000以下

という条件で検索

その結果…
見つかりました!

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それがこちら

TBSナイブスのボア
鋼材は炭素鋼(カーボンスティール)硬度はK720
重さは191g
刃の長さは11.5cm
全体の長さは23.4cm
フルタング
スカンジグラインド
ドロップポイント
値段は¥15,260
自分の条件にぴったりの物が見つかりました!!!

実際にこのナイフの詳細はこちら!

この性能に非常に満足しております。

まずここまでしっかりフィットしたナイフは今までありません。
そして、ハンドル部分も私の手の大きさでもしっかりと握れます。
また、重心もちょうど人差し指にかかる部分になっており、力を入れて切る際にも安定性があり、手全体でナイフを握っているため疲れづらい。

刃の鋭さも申し分ないので、あとはメンテナンスをしっかり行うことになります。
鋼材としては炭素鋼なので、しっかりメンテナンスをしないとすぐに赤錆が発生し、刃そのものが脆くなってしまい、破損の原因になります。
定期的にメンテナンスをしていく必要があるでしょう。

まとめ

こうして散々悩んだ末のナイフ
今後もキャンプシーンでどんどんつかっていくつもりです。

みなさんはナイフ選びの際にはどんなことに気を使っているでしょうか?
ぜひ皆さんの意見をコメントしてください!

それでは今回はこの辺で!
また読んでくださると嬉しいです♪
それでは!!

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